プロパンガスの補助金2026|国は対象外、県や市の支援の受け取り方

プロパンガスの補助金
うちはもらえる?
更新日 公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃん
ぼん吉どうも、ヒロです。
ネットで調べても、「対象」「対象外」と答えがばらばらで迷いますよね。
そこで、国と9つの県・市の公式ページで、プロパンガスの支援を確かめました。
この記事では、県や市の支援の受け取り方と、支援より大きくガス代を下げる方法を紹介します。
あなたの県の支援の調べ方も分かるので、確認してみてくださいね。
プロパンガスは、国のガス代の補助金の対象?
プロパンガスは、国の補助の対象にはなっていません。
【1】国の電気・ガス料金の支援は、都市ガスだけ
国の電気・ガス料金の支援は、電気と都市ガスだけが対象です。
国の特設サイトにも、「プロパンガスを使っているのだけど⋯ 今回の対象となりません。」とはっきり書かれています。
さきちゃん
ぼん吉
ここがポイント【2】プロパンガスは、県や市が国のお金で支援している
プロパンガスの支援は、国が県や市にお金(交付金)を渡して、県や市がそれぞれ行っています。
資源エネルギー庁も、このお金で「LPガス使用者に対する支援を行っております」と書いています。LPガスは、プロパンガスのことです。
国の値引きとは仕組みが違うだけで、プロパンガスにも支援はあるんですね。
ここがポイントいつ・いくら? 県や市のプロパンガスの支援
県や市が行うので、時期も金額も、住んでいる所によって違います。
まずは、あなたの県の調べ方から見ていきましょう。
【1】あなたの県の支援の調べ方
調べ方は、この2つです。
県のページは、ガス会社向けの書き方になっていることも多いです。分かりにくければ、ガス会社に聞くのが早いですよ。
ここがポイント【2】主な県の支援の例
例えば大阪府は、2026年10月か11月のガス代から、上限3,000円が値引きされます。
ほかの県の例も、2026年10月28日に各県の公式ページで確かめて、表にまとめました。
金額は1世帯(1契約)あたりの税抜きの額です。
主な8つの県の支援を見る
| 県 | いつのガス代で | 1世帯あたり |
|---|---|---|
| 青森県 | 2026年11月分(11・12月分に分けることも) | 2,000円 |
| 京都府 | 2026年11月・12月 | 合計で上限1,000円 |
| 大阪府 | 2026年10月か11月 | 上限3,000円 |
| 東京都 | 2026年7月分〜2027年3月分に分けて | 合計で最大4,500円 |
| 神奈川県 | 2026年10月か11月 | 1,740円 |
| 福島県 | 2026年10月 | 最大750円 |
| 福岡県 | 2026年10月 | 1,000円 |
| 沖縄県 | 2026年10月 | 最大900円 |
※出典:大阪府「第6期LPガス利用者価格高騰対策支援事業」(2026年9月3日)、青森県「LPガス料金負担軽減生活者緊急支援事業(第6弾)」、京都府 報道発表「LPガス価格高騰対策支援金(第6回)」(2026年9月28日)、東京都「家庭等に対するLPガス価格高騰緊急対策事業」(2026年6月25日)、神奈川県「LPガス物価高騰対応支援金(第9期)」、福島県「令和8年度LPガス料金高騰対策事業」、福岡県「LPガス料金高騰対策支援事業」、沖縄県「LPガス価格高騰対策事業(令和8年度)」
1回の値引きは、多くが数百円から3,000円ほどです。決まった月だけなので、毎月のガス代が安くなるわけではありません。
税抜きの額なので、検針票では消費税の分だけ多めに下がります。福岡県の例では、1,000円の値引きで税込み1,100円下がります。
どの月に引かれるかは、ガス会社が選ぶ県もあるので、同じ県でも家によって月がずれることがあります。
ここがポイント申請はいる? 受け取れたかの確かめ方
支援があると分かったら、次は「申請しないともらえないの?」が気になりますよね。
【1】多くは手続きなしで、請求から値引き
プロパンガスの支援は、ほとんどがガス会社が請求から値引きする形です。
大阪府も「利用者の皆さまにおける手続きは不要です。」と書いています。
つまり、普段どおりガス代を払っていれば、自動で引かれるんです。
なお、東京都のように、事業に参加しているガス会社のお客さんが対象の所もあります。参加しているかは、今のガス会社に聞けばすぐ分かりますよ。
ここがポイント【2】検針票で値引きを確かめる
値引きされたかは、毎月届く検針票(ガス代のお知らせ)で確かめられます。
値引きの行が出るか、ご請求額がいつもより下がっているかを見てみてください。
行の名前や書き方は、ガス会社によって違います。分からなければ、ガス会社に聞いてみましょう。
値引きは決まった月だけなので、次の月はその分だけ請求が元に戻ります。
ここがポイント【3】賃貸でも、支援は受けられる?
さきちゃん
ぼん吉県の支援は、ガス会社が1契約ごとの請求から値引きする仕組みです。
ただ、ガス代が家賃や共益費にまとめて入っている家は、ガス会社と契約しているのが大家さんです。
この場合、値引きは大家さんへの請求で引かれるので、入居者の支払いに反映されているかが見えにくいんです。
気になるときは、管理会社に「県のガスの支援は、家賃や共益費に反映されていますか」と聞いてみましょう。
ここがポイント【4】申請がいる市と、詐欺の電話に注意
ただ、熊本市のように、申請して口座に振り込まれる形もあります。
熊本市の申請は郵送かオンラインで、2026年は8月末で受付が終わりました。申請がいる市では、受付の期間も一緒に見ておきましょう。
それから、国の特設サイトは「個人情報や手数料が求められることはありません」と注意しています。
申請は、市や協会の案内にある方法で自分から行うものです。「支援金を振り込むので口座を教えて」という電話が来ても、その場で教えないでください。
ここがポイント毎月のガス代を下げれば、支援金よりずっと得する
支援で少しガス代が下がると、うれしいですよね。でも、支援は決まった月だけで、毎月のガス代は変わりません。
【1】支援は1回数千円、単価の差は1年で数万円
多くの県では、支援は1回か2回に分けた値引きです。
一方、ガス代の1㎥あたりの値段(単価)は、ガス会社が自由に決めています。
例えば、県の平均より単価が100円高い家で考えてみましょう。
1年で比べると、県の支援との差はこれだけ大きくなります。
月20㎥使う家なら、単価100円の差は1年で24,000円です。県の支援2,000円の12倍なので、見過ごせない差ですよね。
支援はそのまま受け取りながら会社を見直せば、毎月のガス代そのものを下げられます。
検針票の「ご使用量」と「ご請求額」を入れると、同じ県で同じ量を使ったときの平均と比べられます。値引きがあった月は、値引き前の金額を入れてください。
あなたの家のガス代を判定
住んでいる地域から自動で選びました。違ったら選び直してください。
ここがポイント【2】平均より高ければ、ガス会社を見直す
平均より高かったら、ガス会社を見直すのが近道です。
持ち家なら、変え方はプロパンガス会社を自分で変える手順の記事で紹介しています。賃貸なら、プロパンガスが高い理由と、賃貸でできることの記事が役に立ちます。
見積もりのときに、県の支援に参加しているかも一緒に聞いておくと安心です。
ここがポイントまとめ
- プロパンガスは、国の電気・ガス料金の支援の対象外。県や市が支援している
- 時期も金額も県や市で違う。多くは数百円から3,000円ほどの、決まった月だけの値引き
- 多くは手続きなしで請求から値引きされ、検針票で確かめられる
- 申請がいる市もある。口座や手数料を聞く電話には答えない
- 支援は一時的で、毎月の差はガス会社の値段で決まる
値引きがあってもなくても、今月の検針票で一度、上の判定に入れてみてくださいね。
平均より高かったら、会社の見直しで支援よりずっと大きく下げられることがありますよ。
情報元
- 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」特設サイト
- 資源エネルギー庁「エネルギー価格の支援について」
- 青森県「LPガス料金負担軽減生活者緊急支援事業(第6弾)」
- 京都府 報道発表「LPガス価格高騰対策支援金(第6回)」(2026年9月28日)
- 大阪府「第6期LPガス利用者価格高騰対策支援事業」(2026年9月3日)
- 東京都「家庭等に対するLPガス価格高騰緊急対策事業」(2026年6月25日)
- 神奈川県「LPガス物価高騰対応支援金(第9期)」
- 福島県「令和8年度LPガス料金高騰対策事業」
- 福岡県「LPガス料金高騰対策支援事業」
- 沖縄県「LPガス価格高騰対策事業(令和8年度)」
- 熊本市「LPガス支援金(第5弾)」
- 中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A