エコジョーズで一人暮らしのガス代はいくら下がる?プロパンで年4,300円ほど

エコジョーズで
ガス代はいくら下がる?
更新日 公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃんどうも、ヒロです。
省エネの給湯器と聞くと、一人暮らしのガス代もぐっと安くなりそうですよね。
でも、プロパンガスの一人暮らしでエコジョーズにしても、下がるのは月350円ほどなんです。
エコジョーズで減るのはお湯を沸かすガスの1割あまりで、一人暮らしはそのお湯が少ないからです。
この記事では、エコジョーズで下がるガス代と、エコジョーズより大きくガス代を下げる方法を紹介します。
部屋選びや給湯器の替えどきに、どこを見ればガス代が下がるか分かりますよ。
エコジョーズにすると、一人暮らしのガス代はいくら下がる?
プロパンガスの一人暮らしなら、エコジョーズで下がるのは1年で4,300円ほどです。
毎月の請求で見ると、350円ほどの差なので、ほとんど気づかないくらいなんですね。
【1】お湯を沸かすガスが、13〜14%ほど減る
エコジョーズは、普通の給湯器が捨てていた熱も使って、お湯を沸かす給湯器です。そのぶん、お湯を沸かすガスが13〜14%ほど減ります。
一人暮らしがお湯を沸かすのに使うガスは、プロパンにすると1年で42㎥ほどが目安です。
㎥はガスの量の単位で、検針票の「ご使用量」に書いてあります。
減るのは1年で5〜6㎥ほどです。2026年8月の全国平均で1㎥あたり約770円なので、1年4,200〜4,500円ほどになります。
ここがポイント【2】お湯をたくさん使う家族ほど、下がる額は大きい
エコジョーズで減る割合は、家族の人数によらず同じです。
でも、4人家族はお湯を一人暮らしの3倍以上使うので、同じ計算で1年1万5,900円ほど下がります。
一人暮らしで下がる額が小さいのは、お湯を使う量がもともと少ないからなんですね。
ここがポイントエコジョーズの部屋や給湯器を選ぶ価値はある?
さきちゃん
ぼん吉【1】部屋を選ぶなら、エコジョーズかどうかより1㎥の値段を聞く
※出典:中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A、消費者庁「賃貸住宅のLPガス料金 賃貸借契約の前に確認しましょう」
部屋選びでは、エコジョーズかどうかより、ガスの1㎥の値段の方がガス代に大きく効きます。プロパンガスは、1㎥の値段をガス会社ごとに決めているからです。
賃貸の部屋のガス会社は自分では選べないので、契約の前に聞いておくのが大切なんです。
消費者庁も「賃貸住宅の契約をする前に、LPガス料金等について、まずは、不動産業者等に尋ねてみましょう」と呼びかけています。
聞くのは、使わなくても毎月かかる基本料金と、1㎥あたりの値段の2つです。
平均料金の表はいちばん少ない量が5㎥なので、聞いた料金で5㎥使ったときの金額を出して県別・使用量別の平均料金と比べると、高いか分かりますよ。
ここがポイント【2】持ち家なら、壊れて替えるときに選べばよい
※出典:環境省「温室効果ガス排出抑制等指針」潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備、日本ガス石油機器工業会「点検でわかる経年劣化事故防止の重要性」家庭用ガス給湯機器版(2024年2月)
環境省の資料では、エコジョーズを入れる費用の目安は約30万円です。
まだ使える給湯器を替えると、1年4,300円ずつでは元を取るのに約70年かかります。
一方、給湯器の寿命の目安は10年ほどです。一人暮らしなら、エコジョーズで10年に4万3,000円ほど下がります。
だから、壊れて替えるときに普通の給湯器との値段の差がそれより小さければ、エコジョーズを選ぶ方が得なんです。差は機種や工事で変わるので、見積もりで比べてくださいね。
ここがポイントエコジョーズより大きくガス代を下げるには?
エコジョーズで下がる額が小さいなら、もっと効く方法はないのか気になりますよね。
実は、ガスの1㎥の値段を下げる方が、エコジョーズの2倍以上ガス代が下がることもあるんです。
【1】1㎥の値段が200円下がれば、1年9,000円ほど
実際に、ガス会社を変えて1㎥の値段が200円ほど下がった人もいます。
一人暮らしは料理の分も合わせて1年で45㎥ほどガスを使うので、1㎥200円の差は1年で9,000円ほどになります。
エコジョーズの2倍以上なのに、給湯器はそのままでいいんです。
ここがポイント【2】まずは今の1㎥の値段を県の平均と比べる
県の平均と比べる判定のページに、県と検針票のご使用量・ご請求額を入れると、今の1㎥の値段が高いか分かります。
県の平均より高ければ、持ち家ならガス会社を変えることで、1㎥の値段を下げられます。
賃貸なら、大家さんや管理会社に相談できます。次に引っ越すときは、契約の前に1㎥の値段を聞いてくださいね。
ここがポイントまとめ
- エコジョーズにすると、プロパンの一人暮らしで1年4,300円ほど(月350円ほど)ガス代が下がる
- お湯をたくさん使う家族ほど、下がる額は大きい
- 部屋を選ぶなら、エコジョーズかどうかより、契約の前にガスの1㎥の値段を不動産会社に聞く
- 持ち家なら、壊れて替えるときに、普通の給湯器との値段の差で決める
- 1㎥の値段が200円下がれば、1年9,000円ほどで、エコジョーズの2倍以上
まずは今の検針票で、ご使用量とご請求額を見てみてくださいね。
そのうえで、県の平均と比べる判定のページで、1㎥の値段を確かめてみましょう。
県の平均より高かったときは、持ち家ならガス会社を変える5つの手順を、賃貸なら大家さんや管理会社への相談のしかたを読んでみてください。
一人暮らしなら、給湯器より1㎥の値段を見る方が、ガス代は下げやすいですよ。
情報元
- 環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(2023年度)確報 第7-1-1表(参考:年間用途別エネルギー消費量)・第6-2-1表・第5表(世帯人数別)
- 日本ガス石油機器工業会ほか「ガス石油省エネ給湯機普及促進会議」設立の発表(2026年5月19日)
- 石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査
- 中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A
- 消費者庁「賃貸住宅のLPガス料金 賃貸借契約の前に確認しましょう」
- 環境省「温室効果ガス排出抑制等指針」潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備
- 日本ガス石油機器工業会「点検でわかる経年劣化事故防止の重要性」家庭用ガス給湯機器版(2024年2月)