エネファームの冬のガス代はいくら?都市ガスで月1万5,000円ほど

雪の夜のリビングでガスのお知らせを見て困る男性に、炎と電球のマークのボードで教えるぼん吉

エネファームの
冬のガス代はいくら?

更新日 公開日 書いた人:ヒロ

さきちゃん
エネファームで電気代は下がったのに、冬のガス代が2万円をこえちゃった…

どうも、ヒロです。

光熱費が下がると思ってエネファームにしたのに、冬のガス代が上がると不安になりますよね。

実は、エネファームの家は冬にガス代が上がるのが普通で、そのぶん電気代が下がるしくみなんです。

エネファームはガスで電気を作るので、ガスの量が増えて電気の量が減るんですね。

この記事では、エネファームの冬のガス代の目安と、ガスの料金を見直して下げる方法を紹介します。

プロパンガスの家なら、ガスの値段しだいで1年4万円ほど変わることも分かりますよ。

エネファームの冬のガス代は、月いくら?

エネファームの家の冬1か月のガス代。都市ガスは約1万5,000円、プロパンは約3万4,000円。床暖房もあると増える

エネファームの家の冬のガス代は、都市ガスなら月1万5,000円ほどが目安です。プロパンガスなら、月3万円をこえます。

【1】都市ガスなら、冬は月1万5,000円ほど

東京ガスは、エネファームの一戸建ての家が冬に1か月100㎥ほど使う例を出しています。

㎥はガスの量の単位で、検針票の「ご使用量」に書いてあります。

エネファーム用の料金で計算すると、1か月1万5,000円ほどです。床暖房もある家は117㎥ほどに増えますが、床暖房の家向けの割引もあるので約1万5,500円です。

ただ、普通の料金のままだと、床暖房の家は約1万9,000円になります。2万円近いなら、料金の名前を確かめてみる価値がありますよ。

ここがポイント
都市ガスのエネファームの家なら、冬は月1万5,000円ほどが目安です。

【2】プロパンガスなら、月3万円をこえる

プロパンガスは1㎥あたりの熱が都市ガスの2倍あまりあるので、同じ家なら使う㎥は半分ほどになります。

それでも1㎥の値段が都市ガスより高いので、東京ガスの例と同じ熱をプロパンで使うと、冬は45㎥ほどで約3万4,000円です。

床暖房もある家なら、冬は約4万円になります。どちらも、2026年8月の全国平均の値段で計算した目安です。

プロパンの家は、検針票のご使用量を、冬の目安の45㎥ほどと比べてみてください。量が少ないのに高ければ、1㎥の値段が高いのかもしれません。

ここがポイント
プロパンのエネファームの家は冬に月3万円をこえますが、1㎥の値段しだいで下げられます。

エネファームにすると、なぜ冬のガス代が上がる?

さきちゃん
エネファームなのに、なんで冬はガス代が上がるんだろう
ぼん吉
驚きますよね。でも、ガスで作った電気のぶん、電気代は下がっているんですよ。
エネファームにすると1年でガスは917㎥から1,152㎥に26%増え、電気は45%減る

【1】ガスで電気を作るので、ガスが増えて電気が減る

大阪ガスの試算では、エネファームにすると1年のガスが26%ほど増え、買う電気は45%ほど減ります。

ガス代が上がっても、それより電気代が下がるので、光熱費の合計では1年7万4,000円ほど下がる例です。ただし、これはエネファーム用の安いガスの料金に変えたときの数字です。

ところが、プロパンの家で同じように計算すると、普通の値段のままでは増えるガス代と下がる電気代がほぼ同じになります。プロパンは、1㎥の値段を下げてはじめて得になるんです。

ここがポイント
都市ガスは光熱費の合計で下がりますが、プロパンは1㎥の値段しだいです。

【2】冬は暖房とお湯で、さらにガスが増える

東京ガスの例では、エネファームの家の冬のガスは、ほかの季節の1.8倍ほどです。

冬は、お湯をたくさん使ううえに、床暖房などの暖房もガスで動かすからです。

ここがポイント
冬は暖房とお湯で、エネファームの家はさらにガスを使います。

エネファームの冬のガス代を下げるには?

冬のガス代が高いと、何か下げる方法はないのか気になりますよね。

プロパンでエネファームの家は1年に400㎥ほど使うので、1㎥の値段が100円違うと1年で約4万円の差

効くのは、ガスの料金を見直すことです。エネファームの家はガスをたくさん使うので、料金の差がそのまま大きく出るんです。

【1】都市ガスなら、エネファーム用の料金か確かめる

都市ガスの会社には、エネファームの家向けの安い料金があります。東京ガスの「エネファームで発電エコぷらん」や、大阪ガスの「スマート発電料金」などです。

検針票の料金の名前を見て、こうしたエネファーム用の料金になっているか確かめてみてくださいね。なっていなければ、ガス会社に申し込むと変えられます。

ここがポイント
都市ガスなら、エネファーム用の料金になっているか確かめましょう。

【2】プロパンガスなら、1㎥の値段を県の平均と比べる

プロパンガスは、1㎥の値段をガス会社ごとに決めています。エネファームの家向けの料金を出しているプロパンの会社もあります。

実際に、ガス会社を変えて1㎥の値段が200円ほど下がった人もいます。

東京ガスの例と同じ熱をプロパンで使うと1年で400㎥ほどなので、1㎥の値段が100円違うだけでも1年で約4万円の差になります。

県の平均と比べる判定のページに、県と検針票のご使用量・ご請求額を入れると、1㎥の値段が高いか分かります。

県の平均より高ければ、持ち家ならガス会社を変えることで、1㎥の値段を下げられます。エネファームをガス会社に付けてもらった家は、先に契約に設備代の決まりがないか確かめてくださいね。

ここがポイント
プロパンなら、1㎥の値段を県の平均と比べましょう。

まとめ

この記事のおさらい
  • エネファームの家の冬のガス代は、都市ガスなら月1万5,000円ほどが目安
  • プロパンガスなら冬は月3万円をこえるが、1㎥の値段しだいで1年4万円ほど変わる
  • エネファームはガスで電気を作るので、ガス代が上がって電気代が下がる
  • 都市ガスは光熱費の合計で下がるが、プロパンは1㎥の値段を下げてはじめて得になる
  • 都市ガスならエネファーム用の料金か、プロパンなら1㎥の値段を確かめる

まずは検針票で、料金の名前と、ご使用量・ご請求額を見てみてくださいね。

プロパンの家は、県の平均と比べる判定のページで、1㎥の値段を確かめてみましょう。

県の平均より高かったときは、ガス会社を変える5つの手順が役に立ちます。

ガスをたくさん使うエネファームの家ほど、料金の見直しが大きく効きますよ。

情報元

  1. 東京ガス「エネファームで発電エコぷらん」(モデル使用量・料金)
  2. 環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」用語の解説(LPガスの熱量)
  3. 石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査
  4. 大阪ガス「GAS得プラン スマート発電料金」(エネファームあり・なしの試算)
  5. 東京ガス「エネファーム(家庭用燃料電池)」
  6. 中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A
  7. 日本海ガス「エコライフ料金」(エネファームの家向け)