賃貸のプロパンガスの開栓手続きは?電話して30分立ち会うだけ

段ボールの残る新しい部屋で、ガス会社の人の点検に立ち会う女性に教えるぼん吉

賃貸のプロパンガス
開栓手続きは?

更新日 公開日 書いた人:ヒロ

さきちゃん
来週プロパンガスの部屋に引っ越すんだけど、ガスってどうやって使えるようにするんだろう

どうも、ヒロです。

引っ越しの準備で忙しいときに、ガスの手続きまで分からないと焦りますよね。

でも、賃貸のプロパンガスは、部屋のガス会社に電話して、30分ほど立ち会うだけで使えるようになります。

ガス会社は大家さんや管理会社がもう決めているので、その会社に申し込めばいいんですね。

この記事では、電話で伝えることから、立ち会いの持ち物と保証金までを紹介します。

開栓の日にもらう書面をとっておけば、後でガス代が高くないかも確かめられるので、読んでみてくださいね。

賃貸のプロパンガスの開栓手続きは、どう進める?

賃貸のプロパンガスの開栓は、不動産会社にガス会社を聞く、電話で申し込む、当日30分立ち会うの3つ

賃貸のプロパンガスの開栓は、電話で申し込んで当日に立ち会うだけです。その前に、部屋のガス会社を確かめておきましょう。

【1】まず、部屋を借りた不動産会社にガス会社を聞く

賃貸の部屋のプロパンガスは、大家さんや管理会社が決めた会社と契約します。

なので、どこの会社かは、部屋を借りた不動産会社に聞けば教えてもらえますよ。

不動産会社が申し込みまでしてくれる部屋もあるので、自分で電話するのかも一緒に聞いておきましょう。

ここがポイント
まず、部屋を借りた不動産会社に、ガス会社の名前を聞きましょう。

【2】入居日が決まったら、すぐ電話で申し込む

ガス会社に電話したら、名前と新しい住所・部屋番号、入居日を伝えます。

立ち会いの日時も、このとき決めます。平日に仕事がある人は、土日に来てもらえるかも聞いておきましょう。

予約が混んでいると、すぐには来てもらえないこともあります。ネットには、3月の引っ越しで「2週間待ち」と言われた人もいました。

入居まで1週間を切っていても、まずは今日電話して、入居の日に近い空いた日がないか聞いてみてくださいね。

ここがポイント
入居日が決まったら、すぐガス会社に電話して、立ち会いの日を決めましょう。

開栓の立ち会いでは、何をする?

さきちゃん
立ち会いって、何をするんだろう
ぼん吉
何をするのか気になりますよね。でも、家の中のガスを確かめるだけで、30分ほどで終わるんですよ。
開栓の立ち会いは30分ほど。家の中の点検、契約の書面にサイン、持ち物は認印・通帳・LPガス用コンロ

【1】家の中の点検があるので、30分ほど立ち会う

ガスを使い始めるときは、ガス会社が家の中の配管やガス器具を調べることが、法律で決まっています。

家の中に入って調べるので、ガス会社は入居する人に立ち会いを頼んでいるんですね。

時間は、点検と書類の手続きを合わせて30分ほどです。

契約の書類にサインをするので、認印と、ガス代を払う口座の分かる通帳やキャッシュカードを用意しておきましょう。

コンロが部屋に付いていなければ、自分で用意します。

コンロには使えるガスの種類を書いたシールが貼ってあるので、プロパンガス用か確かめてくださいね。シールでは「LPガス」と書いてあります。

前の家が都市ガスだった人は、持ってきたコンロのシールを必ず見ておきましょう。都市ガス用なら使えないので、LPガス用のコンロを用意します。

ここがポイント
立ち会いは30分ほどです。認印と通帳やキャッシュカード、LPガス用のコンロを用意しておきましょう。

【2】保証金を払ったら、預かり証をとっておく

アパートなどでは、開栓のときに保証金を求められることがあります。

ネットの声では1万円がいちばん多く、2万円と言われた人もいました。いくらか、どう払うかは、申し込みの電話で聞いておくと当日あわてませんよ。

保証金は、退去のときに返ってくるお金です。

退去のときは、払ったときにもらった預かり証と引きかえに返してもらうので、退去まで大切にとっておきましょう。

ここがポイント
保証金は退去のときに返ってくるので、預かり証をなくさないようにしましょう。

開栓のときにもらう書面は、どう使う?

ガスが使えるようになったら、開栓の日にもらう書面も見ておきましょう。この書面が、ガス代が高くないかを確かめる元になるんです。

開栓の日の書面で見る所。基本料金、1㎥の値段、設備料金の行の中身

【1】書面で、基本料金と1㎥の値段を見る

ガス会社は、契約したら料金の決め方を書いた書面を渡すことになっています。

書面には、毎月かかる「基本料金」と、使ったガス1㎥ごとにかかる値段がのっています。1㎥ごとの値段は、「従量料金」と書いてあることもあります。

これから結ぶ契約では、賃貸の給湯器などの代金は、原則ガス代にのせない決まりです。

「設備料金」の行に給湯器などの代金が入っていたら、決まりと違うかもしれないので不動産会社や管理会社に確かめてくださいね。

ここがポイント
開栓の日の書面で基本料金と1㎥の値段を見て、捨てずにとっておきましょう。

【2】最初の検針票が届いたら、県の平均と比べる

一人暮らしで月6㎥ほど使うと、県の平均より1㎥200円高いだけで1年で約1万4,000円多い

※出典:中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A

検針票は、使ったガスの量と金額が書かれたお知らせで、毎月届きます。

最初の検針票が届いたら、まず書面の基本料金と1㎥の値段どおりに請求されているか見てみましょう。

次に、県の平均と比べる判定のページで、検針票のガス代が高いかどうかを確かめましょう。

プロパンガスは1㎥の値段をガス会社ごとに決めているので、同じ量でも家によってガス代が違うんです。

県の平均より1㎥200円高いと、月6㎥ほどの一人暮らしでも1年で約1万4,000円も多く払うことになるんです。一人暮らしでも、ばかにできないですよね。

県の平均より高かったときは、ほかのガス会社の見積もりを持って管理会社に相談すれば、入居した後でもガス会社を変えてもらえることがあります。

相談のしかたは、賃貸で管理会社に相談する方法で紹介しています。

ここがポイント
最初の検針票が届いたら、書面と見比べて、県の平均とも比べてみましょう。

まとめ

この記事のおさらい
  • 賃貸のプロパンガスの開栓は、ガス会社を聞いて電話で申し込み、当日に立ち会うだけ
  • 入居日が決まったら、すぐ電話して立ち会いの日を決める
  • 立ち会いは30分ほど。認印と通帳やキャッシュカード、LPガス用のコンロを用意する
  • 保証金を求められたら、預かり証を退去までとっておく
  • 開栓の日の書面をとっておき、最初の検針票が届いたら書面どおりか見て、県の平均とも比べる

まずは部屋を借りた不動産会社に、ガス会社の名前を聞いてみてくださいね。

最初の検針票が届いたら、県の平均と比べる判定のページで、ガス代が高くないか確かめてみましょう。

高かったときも、見積もりを持って相談すればガス会社を変えてもらえて、ガス代が下がることがありますよ。

情報元

  1. 国土交通省「賃貸集合住宅のLPガス料金」(消費者庁・資源エネルギー庁・国土交通省のポスター)
  2. レモンガス「お引越しのお手続き」
  3. e-Gov法令検索「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」(14条・27条)
  4. TOKAI「LPガスのご利用開始」
  5. 東京ガス「都市ガスとは?種類やメリット、プロパンガスとの違い、使用時の注意点」
  6. 消費者庁「賃貸住宅のLPガス料金」
  7. 中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A