お風呂の設定温度を1℃下げるとガス代はいくら?プロパンで1年約2,350円

お風呂を1℃下げると
ガス代はいくら?
更新日 公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃん
ぼん吉どうも、ヒロです。
下げてみようと思っても、「給湯器は60℃にして水でうめた方が得」という話もあって迷いますよね。
実は、60℃にして水でうめても、出てくるお湯が同じ温度なら、ガス代はほとんど変わらないんです。
使うガスは、出てくるお湯の温度と量で決まるからです。
この記事では、お風呂の温度で変わるガス代と、温度を変えずに大きく下げる方法を紹介します。
どこを何℃下げればいくら浮くかが分かるので、リモコンを触る前に確かめてみてくださいね。
お風呂の設定温度を下げると、ガス代はいくら安くなる?
プロパンガスなら、湯船の温度を1℃下げると1回6円あまり、毎日ためると1年で約2,350円安くなります。
シャワーも合わせて下げれば3人家族で1年約3,800円、一人暮らしのシャワーだけなら約1,200円です。
【1】湯船は、1℃下げると1年約2,350円
お湯を1℃熱くするのに使うガスは、お湯の量で決まります。湯船1杯は約180Lとたっぷりなので、1℃の差が金額に出るんです。
ガスの量は、検針票の「ご使用量」と同じ㎥で数えます。2026年8月の全国平均は1㎥あたり約770円で、この値段だと1回6円あまりです。
毎日ためれば、1か月で約200円になります。手間はリモコンを押すだけなので、気軽に試せますね。
1㎥の値段が平均より高い家なら、浮く額もそのぶん大きくなります。都市ガスの家なら、この半分ほどの額です。
ここがポイント【2】シャワーも下げると、3人家族で1年約3,800円
※出典:国立研究開発法人 建築研究所「住宅に関する省エネルギー基準に準拠したプログラム」技術情報 第七章 給湯設備(表7.1.5a〜d 居住人数別の基準給湯量)、東京ガス「給湯器の光熱費を節約する方法やポイントを徹底解説」
湯船とシャワーの両方を下げると、3人家族なら1℃で1年約3,800円、2℃なら約7,600円です。
シャワーだけを下げるなら、3人で1年約1,450円です。湯船に入る日のシャワーは体を洗うくらいなので、3人で合わせて1日9分ほど浴びる計算です。
一人暮らしでシャワーだけの人なら、1℃で1年約1,200円です。湯船に入らないぶんシャワーが長めで、1日7〜8分ほど浴びる計算です。
さきちゃん
ぼん吉冬は水が冷たいぶん毎回のガス代は高くなりますが、1℃ぶんの差は夏も冬も同じだからです。寒い冬は、我慢できる所までで大丈夫ですよ。
ここがポイント給湯器を60℃にして水でうめるのと、どっちが安い?
出てくるお湯が同じ温度なら、給湯器を60℃にして水でうめても、ガス代はほとんど変わりません。
温度を変えられる蛇口なら、リモコンの「給湯」の数字は気にせず、出てくるお湯の温度だけ下げれば大丈夫です。
【1】出てくるお湯の温度が同じなら、ガス代はほとんど同じ
例えば40℃のシャワーを、60℃のお湯に水を足して作るとします。40℃のお湯をそのまま出すのと比べても、使うガスはほとんど同じです。
60℃のときは、熱いお湯を少なめに作って、水で量を増やしているだけだからです。
ここがポイント【2】下げるのは、湯船の温度と、シャワーの蛇口の温度
湯船は、リモコンの「ふろ」の温度を下げます。リモコンには「給湯」と「ふろ」の2つの温度があり、湯船にたまるお湯は「ふろ」の温度だからです。
シャワーは、蛇口でお湯を少しぬるくします。温度のつまみなら目盛りを少し下げ、お湯と水のハンドルが2つなら水を少し多めにしましょう。
どちらの蛇口でも、「給湯」の温度はそのままで大丈夫です。
ひねるとお湯だけが出る蛇口なら、「給湯」の温度がそのまま出てきます。このときだけは、リモコンの「給湯」の温度を下げます。
ここがポイントお湯の温度はそのままで、ガス代を大きく下げる方法
さきちゃん
ぼん吉3人家族で湯船とシャワーを2℃下げても、1年約7,600円です。1㎥の値段が100円安い会社なら、月20㎥使う家で1年24,000円も下がります。
家族に2℃我慢してもらうより、3倍も大きいんです。
【1】1㎥の値段は会社で違い、持ち家なら自分で選べる
1㎥の値段はガス会社が自由に決めていて、同じ地域でも会社によって違います。
持ち家なら、プロパンガスの会社は自分で選べます。値段が下がれば、お湯の温度はそのままで、使うガス全部が安くなるんです。
賃貸なら自分では会社を選べませんが、大家さんや管理会社に相談すれば、見直してもらえることがあります。
ここがポイント【2】あなたの家の1㎥の値段が高いか確かめる
検針票のご使用量とご請求額を、判定のページに入れてみてください。県の平均より高いかが、すぐ分かります。
高かったときの進め方は、持ち家ならガス会社を変える5つの手順、賃貸なら管理会社への相談のしかたで紹介しています。
ここがポイントまとめ
- プロパンガスなら、湯船を1℃下げると1回6円あまり、1年で約2,350円安くなる
- 湯船とシャワーを1℃下げると、3人家族で1年約3,800円。一人暮らしのシャワーだけなら約1,200円
- 給湯器を60℃にして水でうめても、出てくるお湯が同じ温度ならガス代はほとんど同じ
- 下げるのは、湯船はリモコンの「ふろ」の温度、シャワーは蛇口
- 2℃下げても3人家族で1年約7,600円。1㎥の値段が100円安い会社なら月20㎥の家で1年24,000円と、会社の見直しの方がずっと効く
今夜すぐできるのは、湯船かシャワーの温度を1℃下げることです。
ガス代を大きく下げたいなら、県の平均と比べる判定で、あなたの家の1㎥の値段を確かめてみてくださいね。
平均より高ければ、持ち家ならお湯の温度はそのままで、会社の見直しでガス代を大きく下げられます。賃貸なら、管理会社への相談で下げてもらえることがありますよ。