ガス代が高い!プロパンガスの料金がおかしい時の原因

ガス代が高い!
おかしい時は?
公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃん
ぼん吉どうも、ヒロです。
実は、高かったときの原因も、使った期間・使った量・単価の3つを見れば分かるんです。
国の資料や公的なデータで確かめながら、見る所を順番にまとめました。
この記事では、原因の見分け方と、値上げや間違いだったときの相談先を紹介します。
読み終えれば、間違いや知らない値上げにも気づけるようになりますよ。
今月の検針票を手元に置いて、一緒に確かめてみてくださいね。
今月のガス代、本当に高い? まず平均と比べる
先月より高いと、それだけで「おかしい」と感じますよね。
でも、まずは同じ県の平均と比べると、本当に高いのかが分かります。
【1】ご使用量とご請求額で、県の平均と比べる
検針票(ガス代のお知らせ)の「ご使用量」と「ご請求額」を入れてみてください。
同じ県で同じ量を使ったときの平均と比べて、高いか安いかがすぐ分かります。
あなたの家のガス代を判定
住んでいる地域から自動で選びました。違ったら選び直してください。
なお、都市ガスの家は、この判定の対象外です。
ここがポイント【2】冬のガス代は、夏の約2倍
判定で平均くらいでも、先月よりずっと高いと気になりますよね。
2025年の国の家計の調べでは、冬の多い月のプロパンガス代は、夏や秋の少ない月の約2倍でした。
※出典:総務省「家計調査(家計収支編)」二人以上の世帯・月次(e-Stat)
季節のせいかは、去年の同じ月の検針票と比べると分かります。
季節ごとの詳しい話は、冬にガス代が高くなる理由で紹介しています。
ここがポイント急に高くなった原因は? 先月と比べる3つの所
判定で平均より高かったら、原因を見分けましょう。平均くらいでも、気になるときは同じように見てみてください。
見るのは、検針票の3つの所です。先月の検針票と並べて、3つとも順番に見てください。
先月の検針票が手元になければ、ガス会社に聞いてみましょう。
【1】使った期間(いつからいつまで)と、メーターの数字
まず、検針票で「いつからいつまで」使った分の請求かを見ます。
引き落としの月と、ガスを使った期間は、ずれているんです。
例えば9月に引き落とされたのは、7月21日から8月20日までに使った分、ということがあります。
「先月は使っていないのに」と思ったら、まず使った期間を確かめてみてください。
先月より何日か長ければ、その日数の分だけ、使う量も増えるんです。
2か月分がまとめて請求されていないかも、見てみてください。
検針票には、ガスメーターの数字が「前回」と「今回」で書いてあります。
先月の検針票の「今回」と、今月の「前回」の数字が同じかも見てください。
ここが違っていたら検針の間違いかもしれないので、ガス会社に確かめてもらいましょう。
ここがポイント【2】ご使用量(㎥)が増えた
次に、使ったガスの量(ご使用量)を先月と比べます。
季節で増えたかは、去年の同じ月のご使用量と比べると分かります。
去年の量が手元で分からなければ、ガス会社に聞いてみてください。
去年より大きく増えていたら、お風呂の回数やシャワーの時間など、使い方の変化も思い出してみてください。
ここがポイント【3】1㎥の単価が上がった
最後に、使ったガス1㎥あたりの値段(単価)を見ます。
単価は、検針票の「従量料金」(使った量の分の料金)を、ご使用量で割ると出せます。
単価が書いてある検針票もあるので、先月の単価と比べてみてください。
ガス代は、全国で見ても上がる時期があります。
例えば2021年8月から2022年8月の1年では、20㎥使う家の全国平均のガス代が約12%も上がりました。
月13,650円から15,311円になり、1年にすると約2万円も高くなった計算です。
でも、プロパンガスの値段はガス会社が自由に決めているので、会社によって単価は違うんです。
単価が100円違うだけでも、月20㎥使う家なら1年で24,000円もの差になるんです。
ここがポイントおかしいと思ったら? 確かめ方と相談先
値上げや間違いに気づいたら、「勝手に上げていいの?」「どこに言えばいいの?」と思いますよね。
【1】値上げは、原則1か月前までに知らせることになっている
2024年7月に改められた国のガイドラインでは、ガス会社が値段を上げるときは、原則1か月前までに知らせる必要があるとされています。
知らせ方も決まっていて、検針票や請求書に、新しい値段と値上げの理由を書きます。
※出典:資源エネルギー庁「液化石油ガスの小売営業における取引適正化指針」(2024年7月2日改訂)
前の月の検針票や、一緒に入っていた紙を見返してみてください。
ただ、LPガス(プロパンガス)を外国から買う値段に合わせて、単価が毎月変わる契約もあり、その場合は前日までの知らせでよいとされています。
自分の契約がどちらか分からなければ、次の【2】のとおり、ガス会社に聞いてみましょう。
知らせが来ていても納得できなければ、持ち家なら、ガス会社を変える5つの手順でもっと安い会社に変えることもできます。
賃貸なら、管理会社への相談のしかたが参考になります。
ここがポイント【2】おかしいと思ったら、まずガス会社に聞く
ガス会社は、料金の問い合わせや苦情に、きちんと早く答える必要があるとされています。
電話では、「どの数字が、なぜ上がったのか」「単価が毎月変わる契約か」を教えてもらいましょう。
説明に納得できなければ、消費者ホットライン(188)に電話すると、近くの消費生活センターを案内してもらえます。
188とは別に、国(資源エネルギー庁)のホームページにも、プロパンガスの取引の困りごとを匿名で伝えられる窓口があります。
※出典:消費者庁「消費者ホットライン」、資源エネルギー庁「LPガスの取引適正化について」
ここがポイント【3】説明できないほど、量が増えていたら
去年の同じ月と比べても説明できないほど量が増えていたら、ガス会社に連絡して、点検を相談しましょう。
ガス漏れが心配なときも、まずはガス会社に相談してください。
ガス臭いと感じたときにすることは、総務省消防庁が次のように案内しています。
「LPガス販売店」は、今のガス会社のことです。
ここがポイントまとめ
- ガス代が急に高くなったと感じたら、まず判定で同じ県の平均と比べる
- 冬のガス代は夏の約2倍。季節のせいかは去年の同じ月と比べる
- 原因は「使った期間」「ご使用量」「単価」の3つを、先月と順番に比べて見分ける
- 値上げは原則1か月前までに、新しい値段と理由を知らせることになっている
- 検針の間違いや値上げに気づいたら、まずガス会社に聞き、納得できなければ消費者ホットライン(188)へ
この順に見ていけば、払いすぎに気づいて、直してもらうことができます。
今月の検針票が手元にあれば、上の判定に入れて、先月の検針票と並べてみてくださいね。
平均より高い月が続くなら、単価そのものを下げる方法もあります。
持ち家ならガス会社を変える5つの手順、賃貸なら管理会社(いなければ大家さん)への相談のしかたを見てみてください。