お風呂の追い焚きのガス代はプロパンで1回約20円|入れ直すより得

お風呂の追い焚き
ガス代はいくら?
公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃんどうも、ヒロです。
家族の帰りを待つ間にお風呂が冷めると、温め直すか入れ直すか迷いますよね。
お湯を1回で捨てずに、次の日もフタをして追い焚きしている方もいますよね。
実は、追い焚きはプロパンガスなら1回約20円で、次の日のお湯でも入れ直すより安いんです。
追い焚きは冷めた分だけを温めるので、冷たい水道の水から沸かす入れ直しより、ガスが少なく済むんですね。
この記事では、追い焚き1回のガス代と、入れ直し・保温・足し湯と比べたときの差を紹介します。
家族が帰ってきたとき、どのボタンを押せば一番安いかが分かりますよ。
お風呂の追い焚きのガス代は1回いくら?
さきちゃん
ぼん吉【1】フタをして2〜3時間待ったお湯なら、1回20円前後
※出典:資源エネルギー庁 省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約 風呂・トイレ」、石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査、環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度 用語の解説(LPガスの換算の数字)、東京ガス「給湯器の光熱費を節約する方法やポイントを徹底解説」
国の試算では、家族が2時間あけて入るときの追い焚きは、プロパンガスなら1回約17円です。
フタをしていれば、2時間で冷めるのは2〜3℃なんですね。
国の試算と同じ湯船1杯の180Lなら、1℃上げるごとに約6円かかります。
2時間半なら約21円、3時間なら約25円が目安です。
ここがポイント【2】沸くまでに時間がかかっても、ガス代は増えない
「お湯はりは10分なのに、追い焚きは30分かかるから高そう」と思う方もいますよね。
追い焚きは、湯船のお湯を給湯器に回しながら少しずつ温めるので、時間がかかるんです。
でも、ボタンを押してから沸くまでの時間が長くても、ガス代は増えません。
増えるのは、待っている間に冷めた温度の分だけなんですね。
ここがポイント追い焚きと、お湯の入れ直し(お湯を全部替える)はどっちが安い?
さきちゃん
ぼん吉【1】その晩に冷めたお湯なら、入れ直しは追い焚きの10倍以上かかる
※出典:東京都水道局「水道水の水温」
入れ直すと、冷たい水道の水を40℃まで沸かすことになります。
冬の水道の水は8℃ほどなので、プロパンガスなら入れ直すと1回約250円かかるんです。
ガス代が約200円、水道代が約50円という内訳ですね。
一方で、追い焚きは冷めた2〜3℃を温めるだけなので約20円で、水道代もかかりません。
冬なら、入れ直しは追い焚きの10倍以上になるんですね。
ここがポイント【2】次の日のお湯でも、追い焚きの方が1回約40円安い
次の日のお湯は、冬だと水道の水に近い温度まで冷めていることもありますよね。
でも、いちばん冷めきった場合でも、追い焚きの方が1回約40円安いんです。
水から沸かす分ガスは少し多くても、水道代がいらないんですね。
ただし、お湯の汚れや臭いが気になる日は、無理に使わず入れ直しましょう。
ここがポイント家族の入る時間が違うとき、保温と追い焚きはどっちが安い?
さきちゃん
ぼん吉【1】保温を続けるより、切って入る前に追い焚きする方が安い
フタをして2時間半待つなら、保温を切って入る前に追い焚きする方が、1回1〜2円安いんです。
保温は、冷めた分をそのたびに温め直して、お湯を40℃に保つ働きです。
お湯は熱いほど熱が逃げやすいので、40℃に保ち続けると、冷ましておくより少しだけ多くガスを使うんですね。
差は小さくても、毎日なら1年で約500〜700円になります。
切るのは、リモコンの「保温」です。
機種によっては「自動」を切ると保温が止まるので、分からなければ給湯器の取扱説明書を見てくださいね。
ここがポイント【2】フタを開けたままだと、1回約15円多くかかる
保温を切るより大きく効くのが、湯船のフタです。
国の試算から計算すると、2時間半フタを開けたまま待つと、追い焚きは1回約15円多くかかります。
毎日なら1年で約5,700円の差なので、入り終わった人がフタを閉めるだけで大きく違うんですね。
ちなみに、毎日2時間あけて追い焚きしている家が続けて入るようにすると、追い焚きがいらなくなります。
その分のガス代は、1年で約6,100円です。
ここがポイント追い焚きと足し湯(熱いお湯を足す)はどっちが安い?
さきちゃん
ぼん吉【1】湯船がいっぱいなら、熱いお湯を足すより追い焚きが安い
例えば冬に、湯船いっぱいのお湯が5℃冷めて35℃になったとします。
追い焚きなら、プロパンガスで約32円で40℃に戻せます。
ところが、60℃のお湯を足して戻すと45Lほど足すことになり、湯船から45L流れ出てしまいます。
流れ出るお湯まで沸かすことになるので、ガス代と水道代で約95円かかるんです。
冬に毎日こうしている家なら、追い焚きに変えるだけで1か月約1,900円下がりますよ。
ここがポイント【2】お湯が減っているなら、熱いお湯を足しても追い焚きと同じくらい
家族が何人も入って、湯船のお湯が減っていることもありますよね。
例えば150Lに減って35℃になった湯船を、180Lの40℃に戻すとします。
熱いお湯を足しても、追い焚きしてから足し湯しても、どちらも約69円で同じくらいなんです。
お湯が減っているなら、どちらのボタンを使っても大丈夫ですよ。
ここがポイントまとめ
- フタをして2〜3時間待ったお湯なら、プロパンガスで追い焚きは1回20円前後
- 沸くまでの時間が長くても、ガス代は冷めた温度の分だけ
- その晩に冷めたお湯は、入れ直すと冬は約250円で、追い焚きの10倍以上
- 次の日のお湯でも追い焚きの方が1回約40円安い。汚れが気になる日は入れ直す
- 時間が空く日は、保温を切ってフタをし、入る前に追い焚きを1回。フタだけで1年約5,700円変わる
- 湯船がいっぱいなら、熱いお湯を足すより追い焚き。減っているなら足し湯でも同じくらい
まずは、ぬるいお湯を捨てずに追い焚きすることです。
入れ直しをやめるだけで、冬は1回約230円の損がなくなります。
そのうえで、フタや保温の工夫をすると、1年で数千円ほど浮きますよ。
ここまでで、お湯の無駄は減らせました。
それでも、追い焚き1回の金額そのものは、ガス1㎥の値段で決まってしまいます。
1㎥は、検針票の「ご使用量」の単位で、その値段は全国の平均だと約770円です。
この値段が平均より100円高い家は、月20㎥使うと1年で2万4,000円も多く払っているんです。
県の平均と比べる判定で、あなたの家の1㎥の値段も確かめておくと安心ですよ。
高かったら、持ち家ならガス会社を変える5つの手順で、追い焚きのガス代まで丸ごと下げられます。
賃貸なら、管理会社への相談の仕方を読んでみてくださいね。