ガス代が高いとクレームを言えば下がる?言ってよい時と値下げの相談の仕方

ガス代が高い!
クレームで下がる?
公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃんどうも、ヒロです。
プロパンガスの冬の請求を見て「ぼったくりじゃない?」と思うと、ガス会社に文句を言いたくなりますよね。
1㎥の値段を調べて、ほかより高いと分かっている人も、どう伝えれば下がるのかで迷っていると思います。
実は、ただ文句を言うより、ほかの会社の見積もりを見せて相談する方が話が進むんです。
値段は会社が自由に決めているので、ほかの会社の値段を見せると、下げてほしい理由がはっきり伝わるんですね。
この記事では、クレームを言ってよい場面と、見積もりを使った相談の仕方を紹介します。
言っても無駄にならない伝え方が分かるので、ぜひ読んでみてください。
ガス代が高いとクレームを言えば、下がる?
さきちゃん
ぼん吉文句を言うだけでは、ガス会社が値段を下げる理由になりにくいんです。
でも、1㎥の値段とほかの会社の見積もりを見せて値下げを相談すると、下げてもらえることがあります。
【1】高いだけなら、決まりの違反ではない
プロパンの値段は、ガソリンや灯油と同じで、ガス会社ごとに自由に決めています。
だから、高い会社があっても決まりの違反にはならないんです。
ただ、会社で値段が違うので、あなたの家の1㎥が高ければ、同じ地域に今より安い会社がある見込みは大きいんです。
ここがポイント【2】下げてほしいなら、見積もりを持って相談する
伝えるのは、自分の家の1㎥の値段と、ほかの会社なら1㎥いくらかの2つです。
1㎥の値段は、検針票の「従量料金」の金額を、ご使用量で割ると出せます。
従量料金の行が無ければ、請求の金額から基本料金と、設備料金などのほかの行を引いて割ってくださいね。
ほかの会社の値段は、検針票を見せて見積もりを頼めば教えてもらえます。賃貸でも頼めるので、遠慮しなくて大丈夫です。
会社の探し方と見積もりで確かめることは、安くて、値上げされにくい会社の選び方で紹介しています。
例えば、図の見本と同じ月8㎥の家で、見積もりが今より1㎥100円安かったら、1年でどのくらい変わるか比べてみましょう。
1年で9,600円も変わるので、1か月分のガス代より大きいですよね。
今の会社が下げてくれるかは会社しだいですが、その見積もりは下げてもらえなくても無駄になりません。
持ち家なら、見積もりの方が安ければ、ガス会社を変える5つの手順でそのまま会社を変えられます。
ここがポイントクレームを言ってよいのは、どんなとき?
さきちゃん
ぼん吉※出典:資源エネルギー庁「液化石油ガスの小売営業における取引適正化指針」(2024年7月2日改訂)、資源エネルギー庁「三部料金制の徹底(設備費用の外出し表示・計上禁止)に関するQ&A」(2025年3月25日)
値上げの知らせ・料金の見せ方・賃貸の設備料金には、国の決まりがあります。
この3つが守られていなければ、クレームとして伝えてよいんです。
【1】値上げの知らせや、理由の説明がない
ガス会社が値段を上げるときは、原則1か月前までに、新しい値段と理由を知らせることが国の指針で求められています。
値上げがあったかの見分け方は、急に高くなった原因の確かめ方で紹介しています。
ここがポイント【2】料金表や、請求の内訳を見せてくれない
ガス会社は、自分の会社の料金表を、ホームページか店で見せることが求められています。
請求も、2025年4月2日からは「基本料金」「従量料金」「設備料金」の3つに分けて書くことになりました。
料金表を見せてくれない・内訳が分からないときは、見せてほしいと伝えて大丈夫です。
ここがポイント【3】賃貸で、2025年4月2日からの契約に設備料金がある
2025年4月2日からの入居者とガス会社の新しい契約では、大家さんが付けた設備の代金を、ガス代に含めてはいけません。
給湯器やエアコンなどの代金は、ガス代ではなく家賃で集めるものとされているんです。
ガスの契約は入居してガスを使い始めたときに結ぶのが普通なので、2025年4月2日より後に住み始めたなら当てはまります。
それより前からの契約は違反にはなりませんが、設備の代金をガス代から外すよう、国が早めの見直しを求めています。
ここがポイントどこに、何と言えばいい?
さきちゃん
ぼん吉※出典:消費者庁「消費者ホットライン」
最初は、ガス会社に数字を持って電話しましょう。
賃貸の人は管理会社にも伝え、説明がないときは消費者ホットライン(188)に相談できます。
【1】まずはガス会社に、数字を持って電話する
ガス会社は、料金の問い合わせや苦情に、きちんと早く答えることが求められています。
電話の前に、検針票と1㎥の値段・ほかの会社の見積もりを用意しておきましょう。
電話では、「1㎥が〇円です。ほかの会社の見積もりは〇円でした」と数字から伝えます。
その後で、「ほかの会社の値段に近づけてもらえませんか」と聞いてみてください。
下げてもらえても、見積もりの方が安ければ、持ち家はそのまま会社を変える方が得です。また値上げされることもあるので、見積もりの値段と比べて決めましょう。
ここがポイント【2】賃貸なら、見積もりを管理会社(大家さん)に見せる
賃貸では、どのガス会社にするかを決めているのは大家さんです。
ガス会社が下げてくれなければ、ほかの会社の見積もりを管理会社に見せて、「ガス会社を見直してもらえませんか」と相談しましょう。
相談の流れは、管理会社への相談の仕方で紹介しています。
ここがポイント【3】説明してくれないときは、消費者ホットライン(188)へ
説明してくれない・納得できないときは、188に電話すると近くの消費生活センターを案内してもらえます。
2018〜2022年度には、LPガスの相談が毎年約2,000件も寄せられているので、ためらわずに相談してくださいね。
ここがポイントまとめ
- 高いだけなら違反ではないが、値段は会社で違う
- 下げてほしいときは、1㎥の値段とほかの会社の見積もりを持って相談する
- 知らせのない値上げ・料金表を見せない・新しい賃貸の契約の設備料金は、はっきり言ってよい
- 相談は、ガス会社 → 賃貸は管理会社 → 説明がなければ188の順
- 見積もりの方が安ければ、持ち家は会社を変え、賃貸は見積もりを持って管理会社に相談する
まずは検針票で1㎥の値段を出して、ほかの会社の見積もりを取ってみてくださいね。
見積もりがあれば、言っても無駄にならない相談ができますよ。