6人家族の冬のガス代、2万円は高い?プロパンの目安は月1万6,500円

冬の居間でガス代の紙を見て驚く母親に、高さの違う棒グラフのボードを見せて教えるぼん吉

6人家族の冬の
ガス代、2万円は高い?

更新日 公開日 書いた人:ヒロ

さきちゃん
6人家族だけど、冬のガス代が2万円を超えた…。これって高すぎるのかな

どうも、ヒロです。

冬にガス代が2万円を超えると、6人家族だから仕方ないのか、高すぎるのか心配になりますよね。

実は、プロパンガスを使う6人家族でも冬は月1万6,500円ほどが目安で、2万円を超えていたら使いすぎか値段が高いかのどちらかなんです。

4人家族と比べて人数が1.5倍でも、使うガスの量は1.2倍ほどしか増えないんですね。

この記事では、使いすぎと値段のどちらが原因かを、検針票で見分ける方法を紹介します。

どちらか分かれば下げ方も決まるので、冬の検針票を見ながら読んでみてくださいね。

6人だから、冬のガス代が2万円を超えるのは仕方ない?

さきちゃん
子どもが4人もいるし、2万円を超えるのは仕方ないよね
ぼん吉
人数が多いと、そう思いますよね。でも、プロパンを使う6人家族の冬は、2万円まではいかないのが普通なんです。
プロパンを使う6人家族の冬のガス代。12月約1万5,000円、1月約1万7,000円、2月約1万7,600円

※出典:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(2023年度)確報 第5表・第6-1-1表・第6-2-1表・第7-1-1表(世帯人数6人以上・4人)、石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査

6人だからといって、冬のガス代が2万円を超えるのは仕方なくはありません。プロパンを使う6人家族の冬は、月1万6,500円ほどです。

【1】プロパンを使う6人家族の冬は、月1万6,500円ほど

国(環境省)の調べでは、プロパンを使う6人以上の家のガスは、12月約17.0㎥・1月約19.8㎥・2月約20.6㎥でした。

㎥はガスの量のことで、検針票(毎月届くガス代のお知らせ)の「ご使用量」の数字です。

2026年8月の全国平均の値段で計算すると、3か月の平均は月1万6,500円ほどです。

ネットで見かける国の家計の調べの「5,800円」は、電気でお湯を沸かす家など、ガス代0円の家も入れた平均です。プロパンの家は、1万6,500円ほどを目安にしてくださいね。

ここがポイント
6人家族でも、冬のプロパン代は月1万6,500円ほどに収まるのが普通です。

【2】人数が1.5倍でも、ガスは1.2倍ほどしか増えない

12〜2月のプロパン代。4人家族は約16.5㎥で月約1万4,600円、6人家族は約19.1㎥で月約1万6,500円

12〜2月にプロパンを使う家で比べると、4人家族は月約16.5㎥・約1万4,600円、6人家族は月約19.1㎥・約1万6,500円です。

人数は1.5倍でも、ガス代の差は月1,900円ほどなんです。

ここがポイント
6人だから2万円を超える、ではありません。超えていたら、使いすぎか値段が高いかのどちらかと考えましょう。

2万円を超えていたら、使いすぎ?値段が高い?

さきちゃん
うちは使いすぎなのか、値段が高いのか、どっちなんだろう
ぼん吉
検針票の「ご使用量」を見れば、すぐ分かりますよ。6人家族なら、21㎥が一つの目安です。
2万円を超えたら、ご使用量が21㎥より多いかと、同じ量の全国平均より高いかの2つを確かめる

ご使用量が21㎥より多ければお湯の使い方を、同じ量の全国平均の金額より高ければ値段を見直しましょう。

【1】ご使用量が21㎥より多いなら、お湯の使い方も見直す

6人家族の冬は、多い月でも約21㎥です。これより多ければ、お湯を使う量が多めです。

お湯の温度を少し下げるだけでも、ガス代は下がります。詳しくはお風呂の設定温度とガス代の記事で紹介しています。

量が多い家ほど、1㎥の値段の差も大きく効きます。量が多くても、次の【2】で値段は必ず確かめてくださいね。

ここがポイント
21㎥より多いなら、お湯の使い方と1㎥の値段の両方を見直しましょう。

【2】同じ量の全国平均の金額より高ければ、値段が高い

全国平均の値段なら、20㎥で約1万7,200円、そこから1㎥ふえるごとに約700円ずつ上がります。あなたのご使用量だといくらか、出してみてください。

例えば、ご使用量が20㎥で2万円だったとして考えてみましょう。

20㎥の全国平均は約1万7,200円なので、月2,800円ほど高い計算です。

2,800円を20㎥で割ると、1㎥あたり140円ほど高い計算です。6人家族は1年に約161㎥使うので、1年で約2万2,000円も多く払っていることになるんです。

もっと正確に確かめるには、県の平均と比べる判定のページに、県とご使用量・ご請求額を入れてみてください。

ここがポイント
同じ量の全国平均の金額より高ければ、1㎥の値段が高いので、県の平均とも比べましょう。

【3】値段が高ければ、ガス会社を変えて1㎥の値段を下げる

プロパンガスの1㎥の値段は、ガス会社が自由に決めているので、会社ごとに違います。

6人以上の家は9割が持ち家なので、ガス会社を自分で変えられる家が多いんです。ガス会社を変える5つの手順で、1㎥の値段を下げられます。

賃貸なら、大家さんや管理会社への相談の仕方を読んでみてください。

ここがポイント
値段が高ければ、ガス会社を変えて1㎥の値段を下げると、使う量の多い6人家族ほど大きく下がります。

まとめ

この記事のおさらい
  • プロパンを使う6人家族の冬は、月1万6,500円ほどが目安(多い月でも約21㎥)
  • 人数が1.5倍でもガスは1.2倍ほどなので、4人家族との差は月1,900円ほど
  • 21㎥より多ければ、お湯の使い方も見直す
  • 全国平均は20㎥で約1万7,200円、1㎥ふえるごとに約700円。これより高ければ値段が高い
  • 例えば20㎥で2万円なら、1年で約2万2,000円多く払っている計算

6人だから仕方ないと諦める前に、冬の検針票のご使用量を見てみてくださいね。

値段が高いと分かったら、ガス会社を変えると、毎年のガス代が大きく変わりますよ。

情報元

  1. 環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(2023年度)確報 第5表・第6-1-1表・第6-2-1表・第7-1-1表(世帯人数6人以上・4人)
  2. 石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査
  3. 「家計調査」(総務省統計局)第3-1表 世帯人員別 2025年12月〜2026年2月
  4. 環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度 用語の解説(LPガスの換算の数字)
  5. 中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A