二人暮らしのガス代が高い?プロパンは冬1万円が平均、払いすぎの見分け方

二人暮らしの
ガス代は高い?
公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃんどうも、ヒロです。
プロパンガスの部屋で二人暮らしを始めて、最初の冬にガス代が1万円を超えると心配になりますよね。
都市ガスの部屋から越してきた人なら、プロパンが高いのは知っていても、前の部屋よりずっと高い請求には驚くと思います。
でも、冬の1万円はプロパンの二人暮らしなら平均くらいで、しかも会社しだいで下げられることがあるんです。
プロパンの値段はガス会社が自由に決めているので、同じ量を使っても会社によって1㎥の値段が違うんですね。
この記事では、プロパンの二人暮らしのガス代の平均と、1万円が高すぎるかの見分け方を紹介します。
冬の1万円が払いすぎかどうかまで分かるので、ぜひ読んでみてください。
二人暮らしのガス代、平均は月いくら?
さきちゃん
ぼん吉※出典:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(2023年度)確報 第5表・第6-1-1表・第6-2-1表・第6-5-1表(2人世帯)、石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査
1年の平均では、プロパンガスを使う二人暮らしは月7,900円ほどです。
【1】プロパンなら月7,900円ほど、冬は月1万円ほど
国(環境省)の調べでは、プロパンを使う二人暮らしのガスは、1年で約89㎥でした。
㎥はガスの量のことで、毎月の請求(検針表)の「ご使用量」に書いてある数字です。
冬は12月約9㎥・1月約11㎥・2月約11㎥と、夏の2倍以上に増えます。
この量に2026年8月の全国平均の値段(税込み)を当てると、冬は月1万100円ほど、夏は月5,500円ほどになります。
冬にガスの量が増える理由は、冬のガス代が高くなる理由で紹介しています。
ここがポイント【2】アパート・マンションなら、冬は月1万1,800円ほど
同じ調べを住まいで分けると、アパート・マンションの二人暮らしの方が、冬のガス代が高く出ます。
アパート・マンションの二人暮らしは、冬に月11〜14㎥ほど使い、ガス代は月1万1,800円ほどです。
一軒家なら、冬は月9,400円ほどです。
アパート・マンションでプロパンを使う家は、約9割がお湯もガスで沸かしているんです。
一軒家には、灯油や電気でお湯を沸かす家もあるので、ガスの量が少なく出るんですね。
ここがポイントプロパンだから高いの?
さきちゃん
ぼん吉プロパンは、同じだけ使うと都市ガスの約2倍の値段になります。
ただ、プロパンの中でも値段は会社しだいなので、「プロパンだから」と諦める必要はないんです。
【1】同じだけ使うと、都市ガスの約2倍になる
国の調べ(2023年度)から、二人暮らしが同じだけお湯を沸かしたり料理をしたりしたときの値段を計算すると、プロパンは都市ガスの約1.9倍でした。
ただ、これはプロパン全体の平均の話です。
同じ県でも、ガス会社が値段を自由に決めているので、1㎥の値段は会社ごとに違うんです。
プロパンが高くなる仕組みは、プロパンガスはなぜ高い?で紹介しています。
ここがポイント【2】よく見る「月4,600円」は、都市ガスの家も入った平均
二人暮らしのガス代でよく見る月4,600円ほどは、2025年の国の家計調査の数字です。
ただ、この平均には、都市ガスの家も、ガスを使っていない家も入っています。
※出典:総務省統計局「家計調査」二人以上の世帯 第3-1表(世帯人員別)2025年
二人暮らしでプロパンを使うのは約3割で、約5割は都市ガス、約2割はガスを使っていません。
だから、プロパンの家をこの平均と比べると、高く見えてしまうんですね。
比べるなら、1つ目の章の「プロパンの二人暮らし」の目安と比べてみてください。
ここがポイント1万円を超えたら、高すぎる?
さきちゃん
ぼん吉冬の1万円は金額なら平均くらいですが、払いすぎかどうかは1㎥の値段で決まるんです。
【1】冬に1万円ほどなら、金額は平均くらい
冬のプロパンの二人暮らしは月1万100円ほどなので、冬の1万円は平均くらいです。
アパート・マンションなら月1万1,800円ほどが平均なので、1万2,000円ほどでも平均と同じくらいなんですね。
反対に、夏にも1万円かかる・冬に2万円近くかかるなら、平均の約2倍です。
その場合は、使う量が多すぎるか1㎥の値段が高すぎるかのどちらかなので、次の【2】で確かめましょう。
ここがポイント【2】金額が平均くらいでも、1㎥の値段を確かめよう
まずは、請求の「ご使用量」を見てみましょう。
冬の二人暮らしは月9〜11㎥ほど、アパート・マンションなら月11〜14㎥ほどが平均です。
量がこれより多ければ、お湯の使い方でも減らせます。お風呂の設定温度とガス代で、1℃下げると何円変わるかを紹介しています。
量が多くても少なくても、1㎥の値段は出しておきましょう。
1㎥の値段は、請求の金額から「基本料金」の行の金額を引いて、ご使用量で割ると出せます。
設備料金などの行もあれば、それも引いてから割ってくださいね(金額はどれも税込みのままで大丈夫です)。
例えば、冬のご使用量が12㎥で1万3,000円、基本料金が2,000円だったとして考えてみましょう。
1万3,000円から2,000円を引いて12㎥で割ると、1㎥は約920円です。
全国の平均の値段も同じように基本料金を引いて出すと、ご使用量が9〜14㎥なら1㎥約770〜780円です。
12㎥なら約770円なので、約140円高い計算ですね。
アパート・マンションの二人暮らしは1年に約109㎥使うので、1㎥が140円安くなれば、1年で約1万5,300円も下がるんです。
あなたの県の平均とも比べるなら、県の平均と比べる判定のページに、県とご使用量・請求の金額を入れてみてください。
1㎥が100円高いだけでも、二人暮らしなら1年で約9,000円の差になります。
平均より高ければ、ほかのガス会社の見積もりを取ってみましょう。
賃貸でも、その見積もりを持って大家さんや管理会社に相談すれば、値段を見直してもらえることがあります。
見積もりの取り方と相談の流れは大家さんや管理会社への相談の仕方、持ち家ならガス会社を変える5つの手順で紹介しています。
ここがポイントまとめ
- プロパンの二人暮らしは、1年の平均で月7,900円ほど、冬は月1万円ほど
- アパート・マンションの二人暮らしは、冬に月1万1,800円ほど
- プロパンは都市ガスの約2倍の値段だが、プロパンの中でも値段は会社しだい
- よく見る月4,600円は、都市ガスの家も入った平均
- 冬の1万円は金額なら平均くらい。払いすぎかは、1㎥の値段で確かめる
- 1㎥が平均より高ければ、持ち家は会社を変え、賃貸は見積もりを持って大家さんや管理会社に相談する
手元の請求のご使用量と金額から、1㎥の値段を出してみてくださいね。
平均より高かった人も、会社を変えたり見直してもらったりすれば、毎年のガス代が下がりますよ。