3人家族のガス代の平均は?プロパンでお湯もガスなら月1万2,000円

3人家族の
ガス代の平均は?
公開日 書いた人:ヒロ
さきちゃんどうも、ヒロです。
ガス代はほかの家と見せ合わないので、3人家族ならどのくらいが普通か分かりにくいですよね。
子どもが生まれて3人になってから、急に上がったと感じている方もいると思います。
お湯もガスで沸かすプロパンの3人家族なら、1年の平均で月1万2,000円ほどなので、1万円を超える月があるのは普通のことなんです。
ガス代は季節で倍ほど変わり、1〜3月は1万6,000円ほど、夏は8,000円ほどになるんですね。
この記事では、3人家族の1年間の月ごとのガス代の目安と、払いすぎかを確かめる方法を紹介します。
請求の紙を1枚用意するだけで、あなたの家のガス代がその月の平均より高いかまで分かりますよ。
3人家族のガス代、プロパンの平均は月いくら?
さきちゃん
ぼん吉まずは、あなたの家がどちらかを見てみましょう。
【1】お湯もガスなら月1万2,000円ほど、コンロだけなら月4,600円ほど
国の調べから計算すると、お湯もコンロもガスの3人家族は1年の平均で月1万2,100円ほどです。
ガスはコンロだけで、お湯は電気や灯油で沸かす家なら、月4,600円ほどです。
ガス代の多くはお湯の分なので、お湯をガスで沸かすかどうかで、2倍以上も違うんですね。
お風呂のお湯をガスで沸かしているなら、お湯もガスの家です。
アパート・マンションでプロパンを使う3人家族は、9割近くがお湯もガスなんです。
ここがポイント【2】お湯もガスなら、1〜3月は1万6,000円ほどが平均
ガス代は季節で大きく変わるので、お湯もガスの家の1年間の月ごとの目安を表にまとめておきますね。
※出典:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(2023年度)確報 第5表・第6-1-1表・第6-2-1表・第6-5-1表・第7-1-1表(3人世帯)、環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度 用語の解説(LPガスの換算の数字)、石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」2026年8月調査
㎥(立方メートル)はガスの量の単位で、請求の紙の「ご使用量」の欄に出ている数字です。
1〜3月は月18〜19㎥ほど使い、夏の7〜9月の7〜9㎥ほどの2倍以上になります。
2026年8月の全国の平均のガス料金で計算すると、1〜3月は月1万6,200円ほど、7〜9月は月8,100円ほどです。
冬に量が増えるわけは、冬のガス代が高くなる理由で紹介しています。
ここがポイント【3】ネットでよく見る「月5,100円」は、ガスの種類を混ぜた平均
ネットで3人家族のガス代を調べると、「月5,100円ほど」という数字がよく出てきます。
これは2025年の国の家計調査の数字で、プロパンの家だけの平均ではないんです。
どんな家が混ざっているのか、図で見てみましょう。
※出典:総務省統計局「家計調査」二人以上の世帯 第3-1表(世帯人員別)2025年、中部経済産業局「LPガスの取引の適正化」Q&A
3人家族でプロパンを使うのは約25%だけで、オール電化などガスを使わない家は0円として平均に入っています。
環境省の調べ(2023年度)から計算すると、同じだけガスを使っても、プロパンは都市ガスの約1.9倍の値段でした。
だから、この数字と比べると、プロパンの家は高く出て当然なんですね。
でも、プロパンの中でも1㎥の値段は会社ごとに違うので、「プロパンだから」と諦める必要はないんです。
プロパンが高くなる仕組みは、プロパンガスはなぜ高い?で紹介しています。
ここがポイント2人のときより、どのくらい増える?
さきちゃん
ぼん吉お湯の沸かし方で分けた2人家族の数字は無いので、ここはコンロだけの家も入った、プロパンを使う家全体の平均で比べますね。
2人から3人になると、ガス代は1年で2万円ほど上がります。
【1】2人から3人で、ガスの量は約1.3倍になる
プロパンを使う家の1年の平均で比べると、2人家族は月7.4㎥ほど、3人家族は月9.6㎥ほどでした。
ここがポイント【2】増えるのは、主にお湯の分
家族が1人増えると、増えるのは主に子どものお風呂や洗い物のお湯なんです。
お湯は約1.4倍に増え、料理(コンロ)は約1.2倍、ストーブなどの暖房はほとんど変わりません。
子どものお風呂は毎日のことなので、大きく減らすのは難しいですよね。
お湯を少しでも減らす工夫は、お風呂の設定温度とガス代で紹介しています。
量を減らしにくいなら、残るのは1㎥の値段の方です。1㎥の値段は、ガス会社ごとに違うんです。
ここがポイントあなたの家のガス代は、3人家族として高い?
さきちゃん
ぼん吉【1】検針期間を見て、表のどの月と比べるか決める
表の月は、ガスを使った月です。請求の紙の「検針期間」を見て、その期間のほとんどが入っている月と比べましょう。
例えば、検針期間が1月5日〜2月3日なら、ほとんどが1月なので、表の1月と比べます。
ここがポイント【2】金額と量を、その月の目安と比べる
次に、「ご請求額」と「ご使用量」を、その月の目安と並べてみましょう。
1月に1万6,000円なら、金額は1月の目安と同じくらいです。
でも、ご使用量が14㎥なら、目安の19㎥より少ない量で同じ金額を払っていることになります。
7月に1万2,000円・9㎥なら、量は目安と同じくらいなのに、金額は目安の約1.3倍です。
どちらも、使いすぎではなく、1㎥の値段が高い見込みなんです。
ここがポイント払いすぎかどうか、どう確かめる?
さきちゃん
ぼん吉1㎥の値段は、請求の紙の数字だけで出せます。
【1】1㎥の値段を出して、同じ量の全国平均と比べる
1㎥の値段は、請求の金額から「基本料金」の行の金額を引いて、ご使用量で割ると出せます。
「設備料金」「設備使用料」などの行もあれば、それも引いてから割ってくださいね。
さっきの1月に1万6,000円・14㎥の家で、基本料金が2,000円なら、1㎥は約1,000円です。
全国の平均の1㎥は、使う量によって少し違い、760〜800円ほどです。
14㎥なら1㎥約770円なので、約230円高いんですね。
お湯もガスの3人家族は1年に約158㎥使うので、この差がどのくらいになるか、1年のガス代で比べてみましょう。
例の家は、全国の平均の値段になるだけで1年で約3万6,000円も下がるので、見過ごせないですよね。
県ごとの平均とも比べるなら、県の平均より高いか安いかを判定するページに、県とご使用量・請求の金額を入れてみてください。
ここがポイント【2】平均くらいでも、見積もりを取って比べる
1㎥の値段が平均くらいの家でも、もっと安い会社が見つかれば下がります。
前の図のとおり、平均より100円安い会社なら、お湯もガスの3人家族は1年で1万5,000円以上も変わるんです。
ほかのガス会社の見積もりは、賃貸の家でも頼めます。見積もりを頼む会社の選び方は、安くて、値上げされにくい会社の選び方で紹介しています。
賃貸なら、見積もりを大家さんや管理会社に見せて、ガス会社を見直してもらえないか相談しましょう。
相談の流れは大家さんや管理会社への相談の仕方、持ち家ならガス会社を変える5つの手順で紹介しています。
ここがポイントまとめ
- お湯もガスで沸かすプロパンの3人家族は、1年の平均で月1万2,000円ほど。ガスはコンロだけなら月4,600円ほど
- お湯もガスの家は、1〜3月は1万6,000円ほど、7〜9月は8,000円ほど
- ネットでよく見る月5,100円は、都市ガスの家やガスを使わない家も入った平均
- 2人から3人でガスの量は約1.3倍になり、1年で2万円ほど上がる。増えるのは主にお湯の分
- 請求は、検針期間のほとんどが入っている月の目安と、金額と量を比べる
- 1㎥の値段を出し、全国の平均(760〜800円ほど)と比べる。平均くらいでも、見積もりで安い会社と比べられる
まずは手元の請求で1㎥の値段を出して、ほかの会社の見積もりと比べてみてくださいね。
平均くらいの家でも、もっと安い会社が見つかれば、毎年のガス代を抑えられますよ。